私が支援活動に取り組んでいるのは「誰もが夢に挑戦出来るような未来を支えたい」という強い気持ちからです。本ブログにも記載しておりますが、私の闘病生活はすでに13年目、発病した34歳の頃に考えていた事、目標、夢、色々な事を諦めざるを得ませんでした。大きな挑戦等ではなく、マイホームや幸せな家庭を持ちたい等、普通の人が考えるような事、それすらも考えることが出来なくなりました。
今ではもう自分の中である程度消化は出来ていますが、その悔しさや悲しさを忘れる事は未だに出来ていません。そうした思いもあり、同じように夢を諦める事を強いられる人が少しでも減るように、誰もが夢に挑戦出来る未来を支えたいという気持ちで支援活動に取り組んでいます。
夢を持つことは、私たち一人一人の人生にとって非常に重要なことで、夢を追いかける過程で得られる経験や学び、その先にある達成感は、その人の人生を豊かに彩ります。しかし、現実には、全ての人が平等に夢を追いかけられるわけではありません。生まれた環境や経済的な事情、タイミングや様々な社会的な壁等が、夢への道を閉ざしてしまうことが少なくありません。だからこそ、そのような状況にいる人々に対して、少しでも力になりたいと考えております。
私が全ての壁を取り払えるわけではないことも理解していますし、この世の中には数え切れないほど多種多様な問題があり、それらを背負うだけの力がないことは分かっています。それでも、せめて自分の手の届く範囲で、出来る事をしていきたいという思いはあって、どんなに小さなことであっても、支援活動を通じ、誰かに手を差し伸べることで、その方が少しでも前に進む力になれるのなら、それは私にとっても非常に意義のあることですし、嬉しいですね。
人生には様々な困難があり、その中で色々な事を諦めざるを得ない瞬間はどんな方にもあることです。しかし、支えてくれる人、道を示してくれる人が現れることで、諦めた事や夢をもう一度目指すことが出来る事もあると思うのです。インターネットの普及で大きく広がった世界ではそうした可能性も増えてきましたし、たとえ微力であっても、全ては背負えなくても、私が出来る範囲で、誰かの夢を応援し、支援を続けていく事はとても大切だと考えております。
この活動が、少しでも多くの方の笑顔を生み出すものとなり、その笑顔がまた次の笑顔へと繋がるようにこれからも少しずつ続けていきたいと思います。そして、いつの日か、誰もが夢に挑戦し、互いを応援しあえるような素晴らしい未来が実現することを心から願っています。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。