Just be yourself

2.辛い日でも、大丈夫 ~少しずつ前に進むためのヒント~

闘病記

1でお話させていただいた第一歩。踏み出せたのは確かな前進なのですが、上手く行かない日も当然のようにありました。そんな時、上手く行っていたのに、どうしたのだろう?という不安がまた浮かび上がり、放っておくとさらに膨らみ始めて、なんでこんな目に、なんでなんで・・・がどうしても出てきてしまい、深く沈んでしまう事も多かったです。そんな時に私が自分に言い聞かせてきた言葉、今日が駄目ならまた明日、明日が駄目ならまた次の日、です。

調子が良い日も悪い日も同じ一日なのですが、悪い日はどうしてもすごく長く感じてしまって気持ちの整理もつけづらかったです。病気の症状の影響もあり、どうしても悪い思考にとらわれがちでした。ですが、その気持ちに囚われ続けると上手く過ごせそうな日にまで悪影響がでてしまって、ほんの少しの気持ちのズレが大きな歪となってしまっていました。


そんな時、なるようになる、の精神で言っていた言葉、上手く過ごせなかった日は、そんな一日にさようなら、今日は駄目だったけど、そんな日もあるさ、だからまた明日ね。明日がもし駄目でもそんな日もあるよね、だからまた次の日ね。一晩寝て次の日には真っ白な新しい自分がいて、そこでまたスタートすればいい。きっかけはしんどい気持ちをごまかすためになんとなく言った言葉なのですが、悪い気持ちを引きずらないためにその日から続けて使っていきました。

やり始めた当時、私自身、何の気休めなんだと何度も思いました。何をやってるんだろう自分はと笑い泣きしてしまうことも何度もありました。こんなことで治るのなら苦労しないよなとバカバカしくなったこともあります。でも、何かを変えるきっかけになればという強い気持ちもあって、その時の精一杯、心を込めて言うように少しずつしていきました。


変化が訪れたのは三週間ほど後だったでしょうか、上手く行かなかった日があってもその気持を引きずらず、少しずつリセットできるようになりました。また明日、と気持ちを切り替えられるようになっていきました。そうすると声に出していうこともなんだか自信がついて、以前より力強く、自分を信じて言うことができました。

調子が整わず、なぜなぜが続いてしまう時、そういった思考にとらわれがちになった時、私の言葉通りじゃなく、ご自身が言いやすい言葉、映画や音楽の素敵な台詞や歌詞等、すっと心に入る言葉を選んで言ってみて下さい。

この記事がどなたかの参考になれば幸いです。

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