先週の記事で思考をそらす事に利用しているもののお話をいたしましたので、今日はそちらをご紹介したいと思います。ただこちらの方法やグッズも私にはあっていますが、全ての方に対応できるものではないと思いますので、あくまで参考程度にお読みいただいて、もしご自身の生活の中でも取りいれられ、効果がありそうでしたら、ご負担のないところで試してみて下さい。
わかりやすいように、症状が軽いときから少ししんどい時にわけて記載していきますね。
自己紹介でも触れさせていただいていますが、私の場合、趣味がそのまま軽い症状の緩和には一役買ってくれておりまして、日々の生活の中に常に取り入れています。
例えば、朝、体操やリハビリの運動をする時、今日は症状が前面に出ていて手に付かない、そういった時はすぐに切り替えて、お気に入りの映画を見るか、作業系のゲームをします。
利用しているサービスは、動画配信サービス、Amazon Prime と Huluで、この際見る映画やドラマはほぼ決まっていて、明るいアニメや人の温かさを感じられる作品で、一度見て安心できる作品が主になります。またゲームは複雑なものではなく簡単な操作を繰り返すもの、要するに頭の中を映像や音楽の印象や操作で埋めてしまって、嫌な思考から離れるといった対応を早めにとります。
対応が早いと朝のお薬の効果もでてきて大体落ち着いてきます。勿論、その際、リハビリや体操はお休みすることになりますが、こういった時にも今まで記載してきた思考や考え方の切り替え、そういう日があってもいい、焦らない等が非常に役に立ちます。
上記の方法をとっていても落ち着かない場合によく使っているものですが、手で持てるアイスノン、保冷剤、クールタイプのフェイスペーパー、ボディペーパー、フレグランス、刺激がやや強い目薬、背中に貼ったり塗ったりする湿布薬等で、これらを出来るだけあるきながら使います。
こちらを利用する主な目的は五感から入る刺激によって良くない思考自体から離れ、囚われないようにする為ですが、私の場合は体表温度や血圧があがる、過度の緊張状態になり体に力が入ってしまう等の症状も併発しますので、アイスノンを手に握ったり、ハンカチでくるんで首に巻いたりすることで“冷たい”という刺激を強く感じ、同時に熱くなった体を冷やすようにしています。
フェイスペーパーやボディペーパーも同様の使い方で、顔や体を冷やし“冷たい” “気持ちが良い”といった感覚を感じるようにしています。外出リハビリの際もフェイスペーパーは携行しています。
フレグランスや目薬も出来るだけ五感からの刺激と取り入れ、今その時に感じる刺激や感覚で不安な思考や予兆を上書きしています。背中の湿布薬は首と肩に凝りの症状が根強く残っている為、その緩和も含めて利用しています。
使用している商品は近隣のドラッグストア等で比較的安価で買えるものですが、体質等もありますので、ご使用になられる際は商品の注意書き等をよく確認して、ご自身のお体にあった商品をお使い下さいね。また、利用するサービスや使用するアイテム、タイミング等につきましては、何度も試行錯誤した上で、効果があったものをご紹介しておりますが、何度も申しますように、お一人お一人状況や症状が違いますので、ご自身にあったものを選択し、ご無理のない範囲で利用してみて下さい。
大切なのは、良くない思考に引きづられないようにすること、先手を打てるときには打っておくこと、日常生活を出来るだけ安定させることですので、今回ご紹介させていただいたことのみならず、皆さんにもご自身にあったこうした方法、対策が見つかり、少しでも楽な時間が増えますように。
この記事がどなたかの参考になれば幸いです。