ご挨拶
こんにちは。
紫陽花の花が色づき始め、雨音が静かに響く季節、
今年ももう6月ですね。
この時期は体調を崩しやすく、心もどこかスッキリせず、
心身ともに不安定になりがちですから、
ゆっくりご自身のペースで、くれぐれもご無理なさいませんように。
今日をこうして迎えられている事、
それだけでもとても素敵なことだと思います。
近況と6月の風景
私自身、この季節は体調がかなり悪化しますので、
色々と忙しない毎日ですが、何をするにも一呼吸おいて、
日々の暮らしを少しずつ整えているところです。
朝のリハビリの最中、隣家の庭に咲いた薄紫の紫陽花、
雨に濡れた木々の葉の香り等、
ほんの短い時間でもそうした自然に目を向けると気持ちがゆるみます。
支援のリズムも暮らしの一部になってきて、
今月もまた、キャンプファイヤーで新たな出会いを探してみる予定です。
気になるプロジェクトが見つかれば、記事でまたお伝えいたしますね。
さて、6月は祝日こそありませんが、衣替えや夏越の祓、父の日など、
暮らしに寄り添い、季節の変わり目を意識した行事が巡ってきます。
春と夏の狭間にあるこの時期、
ふとした心のゆらぎも、季節の流れの中にある一部として、
自分らしく、そっと受け止めていけたらと思います。
この時期におすすめの食材
梅雨の時期、湿気や寒暖差による特有の不調が出やすく、食欲も落ちがちですよね。
そういう時、少しでも身体の内側から優しさを届けられるような食材をいくつかおすすめいたします。
例えば、梅干しやお酢のような酸味のあるものは、食欲がない時の味方になってくれますし、
きゅうりやとうもろこし、枝豆等は身体の熱や重たさを和らげてくれます。
また、みょうがや青じそ、しょうがのような香味野菜は、
様々な面で疲れた体を助けてくれます。
調理の仕方に決まりはなく、様々なレシピがありますので、
お素麺や味噌汁に少し加えたり、ごはんやお豆腐に添えたりと、
その日の気分に合わせて、自由に取り入れられるのがいいところですね。
「季節の静かな声」と「旬の食材の恵み」を感じながらの食事、
心と体にとって優しい栄養となると思います。
今月の短歌
梅雨空が 落とす滴の 輝きが
心の水面に 広げる癒やし
梅雨時、雨が続く空も悪い事ばかりではないと、
そんなふうに思える瞬間が皆様にも訪れますように。
おわりに
雨の音、草木の匂い、花びらを流れるしずく、
その月ごとにある自然の風景が、
誰かの心の片隅をそっと温めてくれますように。
また来月もこうしたお便りを届けられたら嬉しいです。
最後までお付き合いくださってありがとうございました。