私が実際に支援させていただいている2つの団体を紹介させていただきます。
セーブ・ザ・チルドレン
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(Save the Children Japan)は、1995年に設立された、国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン」の日本支部です。世界中の子どもたちの権利を守り、命を救うために活動するセーブ・ザ・チルドレンの理念を日本国内でも広め、様々な支援活動を展開されています。特に、以下のような分野で力を入れて取り組まれています。
災害支援活動
日本は地震や台風などの自然災害が多い国であり、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、災害時に子どもたちの安全と健康を守るための支援をされています。2011年の東日本大震災の際には、被災地での子どもたちの心のケアや、学校再建支援などの活動を展開されていました。また、災害が発生するたびに、迅速な支援を提供し、子どもたちが安心して生活できる環境づくりに尽力されています。
海外支援活動
アジアを中心とした開発途上国で、子どもたちの教育、健康、保護に関するプロジェクトを実施されています。たとえば、カンボジアやネパールでは、質の高い教育を提供するための学校建設や教師の研修を行っていて、栄養改善プログラムや母子保健サービスを通じて、子どもたちの健康を守る活動も展開もされています。
日本国内での啓発活動
日本国内で子どもたちの権利や世界中の子どもたちの現状についての啓発活動をされています。講演会やワークショップ、キャンペーンを通じて、多くの人々に子どもたちが直面している問題を伝え、支援の輪を広げることを目指して活動されています。また、学校や企業と連携して、子どもたちがグローバルな視野を持つような教育プログラムも提供されています。
政策提言とアドボカシー活動
子どもたちの権利が法的に保障されるよう、政府や自治体に対する政策提言をされています。子どもに対する暴力の防止や、教育機会の平等化を目指した提言活動を通じて、より良い社会を実現するための働きかけを続けられています。
子ども参加型プログラム
子どもたちが自らの意見を表現し、社会に参加できる機会を提供することも、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの重要な活動の一環で、子どもたちが自身の権利や周囲の問題について考え、声を上げる場を提供する「子ども参加型のワークショップ」や「子ども議会」などのプログラムを実施されています。これにより、子どもたちがリーダーシップを発揮し、自分たちの未来を積極的に形作る力を育むことに尽力されています。
クラウドファンディング – CAMPFIRE
キャンプファイヤーは、日本最大級のクラウドファンディングプラットフォームであり、社会貢献やクリエイティブなプロジェクトを支援する場を提供しています。このプラットフォームを通じて、プロジェクトオーナーは自分のアイデアや活動を多くの人々に紹介し、共感した支援者から資金援助を受けることができます。社会的に意義のあるプロジェクトから個人の夢へのチャレンジまで非常に幅広く展開されており、様々なジャンルで実現に至るケースも増えています。キャンプファイヤーの特徴は、プロジェクトの進行状況が透明に公開されることです。これにより、支援者は自分の支援がどのように役立っているのかを確認し、安心して支援を続けることができます。さらに、クリエイティブな挑戦や新しいアイデアを応援する文化も浸透してきており、国内各地で多くの成功事例が生まれています。
オールオアナッシング方式
目標金額に達成した場合、プロジェクトを実施しなければなりません。また、目標金額を達成した場合のみ支援金を受け取れ、リターンを履行する義務が発生します。目標金額を達成しない場合は、支援がキャンセルされ返金される仕組みです。
オールイン方式
目標金額を達成せずに終了した場合でも集まった分だけ支援金を受け取れる方式ですが、集まった支援金額に関わらずプロジェクトを実施しなければなりませんし、支援されたリターンは履行する義務が発生します。
豊富な支援プラン
支援者はプロジェクトに対して様々な形で支援を行うことができます。例えば、支援者限定の商品やサービスの提供、イベントへの招待、クリエイターからのメッセージなど、多様なリターンを設定することができます。
ローカルプロジェクトの支援
地域活性化や地方創生を目的としたプロジェクトにも力を入れており、これにより、地域の課題解決や文化保存など、地域密着型の活動も盛んに行われています。