Just be yourself

5.自分のリズムで生きる ~無理せず自分らしく~

闘病記

これまでの記事で病状に激しく抗うよりも上手く付き合っていくという考え方にシフトし、少しずつ自分の心に寄り添うようにスタンスを変えてきたこと、色々と思うことはあっても焦らないことの大切さをお伝えしてきました。お一人お一人のお立場、事情等が違いますので中々難しい面があるのも重々承知しておりますが、まずはお体のことを第一にお考え下さいね。

今回の記事は1~3を実行してきた事で自分の中に変化を実感出来、少しだけ病状とも上手く付き合えているかなと思えた頃、私の場合ですと約1年ほど経過した時に意識し始めたことを記載していきます。

闘病記
ここでは恐怖性不安障害とそれに伴う様々な症状とどのように付き合ってきたのか、どんな気持ちで過ごしてきたのか等、私の体験とお役に立てそうな考え...

仕事におけるスケージュールや予定のようにそうしなければならないという硬いものではなく、自分の病状とより深く向き合うための意識付けのようなものですので、こちらもゆっくりゆっくり進めていきました。


相変わらず不調の波を予測することは出来ませんが、何となく苦手とするシチュエーションや五感から入る刺激によって喚起されるものはわかってきました。なので、その嫌な思考から気持ちをそらすことに重点を置き、色々なものを利用して、思考を上書きするような対応を試行錯誤しました。効果があった方法を見つけるまでには随分とかかりましたが、今でも調子が悪いときには利用していて、効果も実感できているので私自身にはとても相性が良い方法だったのでしょう。

利用しているサービスや商品、方法についてはまた別の記事として投稿いたしますが、私自身が広場恐怖症の克服のためにしているリハビリ、近隣への外出と買い物の際、ドラッグストア等で比較的安価で購入できるもの、インターネットのサービス等を利用しています。

急激な変化は相変わらず予測や対応が難しいですが、私の場合、午前中に調子が良い日はほとんどなく、お昼に向けて少し落ち着いていき、13時~15時くらいはやや安定します。そこから緩やかに下降線をたどり、救急車で運ばれた時間帯、16時~18時が最も調子が悪くなる時間帯ですので、そこに上手く頓服薬を合わせるようにしています。そして比較的調子が良いのは夜20時~深夜にかけて。主治医の先生からは仕事に関するトラウマがあるため、元気な時に自分が仕事をしていない時間、一般的には他の方もお仕事から離れている時間帯が落ち着くのだろうとご意見をいただきました。


勿論、あくまでそうした傾向にあるというだけで、確実に対応出来たり全く症状がでたりしないということではありません。ですが、こうした意識や対応が出来るようになってからは何も出来ずに耐えていた時期に比べて少しずつですが過ごしやすい日が増えてきました。

ご自身の経験や主治医の先生からのアドバイス等を参考に、症状が出そうな時の早めの対応、そして比較的楽に過ごせる時間帯等、つらい状態の中で見つけるのはかなりしんどいことですが、少しずつ皆さんのスタイルにあった形を見つけて、一日一日過ごす時間が少しでも楽になりますように。

今回の記事は以上となります。最後までお付き合いくださりありがとうございました。

この記事がどなたかの参考になれば幸いです。

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